エビスの野営場

久しぶりの釣行記です。12月19日に富津にランカーシーバスを狙いに、てーげー君とSABURO氏と私の3人で行ってきました。
ここ数年、釣行回数は激減し、シーバス釣りに出かけてはいるものの2年ほど釣っておらず、また、東京湾は我々にとって年に何回も行ける場所ではないので、今回の釣行は大変楽しみにしていました。
私が東京湾に来るのは今回で3回目。1回目は6年前で、東京湾でめったに無い沈黙の日に当たったらしくボーズ。2回目は2年前の6月、小さめのシーバスを飽きるほど釣る中、80upをヒットさせたが、船べりで痛恨のラインブレイクという苦い思い出があります。
てーげー君には「富津は数は出ないがランカーゲット間違いなし。OSPルドラのシンキングを用意せよ。」との指令だったので、4本ほど用意しました。

他の方のブログを見ると確かに「富津ではルドラしか釣れない。」みたいに書かれていましたが、果たして我々はどうなのか?


川崎市を午前4時30分に出船し、暗いうちは近場でメバル・カサゴを狙うことに。
フォール中にはメバルが、底ではカサゴが釣れるとのことだったが、メバルは釣れず、他の2人は着底後のリフトアンドフォールでカサゴを面白いようにポンポン釣る。
私はというと、序盤は全然アタリも無く焦りましたが、2人のマネをしてなんとか2尾釣れました。カサゴを釣ったのは今回が初めてですが、トルクフルな引きでなかなか面白いですね。


夜が明けて、風が止んだようなので、富津に向かいます。すごく寒いけど快晴なので、朝日に映える富士山がよく見えます。

富津の海苔養殖場付近に着きました。
トレードウィンズの横田船頭によると「水深約10mの産卵場所で、なるべく大きなミノーをとにかく遠投してタダ巻くだけ。連発しないが、来ればデカイ。」とのこと。3人とも期待に胸を膨らませながらキャストを開始。そして、その答えはすぐに出た!!

早速てーげー君がヒットし、83㎝の堂々としたランカーシーバスをゲット。
その後、SABURO氏もヒット。2人でダブルヒットするシーンもありました。これを見せつけられた私にはアタリすら無く、焦りが募る…。


見ると2人はスピニングリールを速巻きしている。私はベイトリールのTDジリオン。ベイトでもハイギアの方で、飛距離も大して遜色なかったのだが、残念ながらこの時はスピニングの速巻きに分があったようだ。


ポイントを移動しながらキャストしていると、私にもやっとヒット。65㎝位のサイズが他の2人と同じように釣れるようになり、だんだん楽しくなってきた。
アタリが遠のくと、目標物の無いキャストを続けることになるので、だんだん飽きてきて眠くもなりますが、この場所は突然ヒットするため、キャストし続けなければなりません。


昼以降は他の2人がほとんど釣れない中、ベイトリールのリーリングスピードが合ってきたせいか、私だけが3連発することに。そこで自己記録タイの75㎝のシーバスをゲットしました。富津に来てよかったと思える瞬間です。

風も強くなってきたので、3時頃にタイムアップ。3人それぞれ釣れて合計18尾、うち私は6尾という結果。80upをゲットして自己記録更新といきたかったところですが、上々の釣果に大変満足です。
不思議なことに釣果は全てルドラによるもので、他のルアーも投げましたがアタリませんでした。そのうち釣れなくなるかもしれませんが、少なくとも我々にとって「富津はルドラ」の噂は証明された形です。動きがいいのか、深さがいいのか…。
確かに、この時期コノシロを喰っているという話であり、この時の最大魚もコノシロカラーで釣れたものですが、私は持っていった4色でそれぞれ釣れましたよ。

楽しい東京湾ボートシーバスを味わえたので、3月のバチ抜けシーズンにもこのメンバーで行く約束をしました。もちろん来年初冬の富津のランカーシーズンも必ず行きたいですね。
宮城県から車で4・5時間掛かりますが、高速代が安いうちにまた行くぞ!!なんたって片道8,000円が1,500円で行けましたからね。


ダイワ(Daiwa) ＴＤジリオン　７．３リミテッド１００Ｌ
今度富津に行くときは、コレでランカーをゲットしたいです。スピニングに負けないぞ!!